約 5,016,498 件
https://w.atwiki.jp/dngsspb/pages/27.html
<転生を司る女神 プロローグSS> 転生の間。神々の住まう天界の一画に位置しながら、数少ない下界との繋がりを持つ空間。 普段は厳かな空気が流れるその場所では今、二柱の神が対峙していた! 「いや無理です無理です!絶対無理!死ぬ!」 「そうは言ってもきみ、こればっかりはさぁ…」 「あーっ聞きたくないです!本当に無理ですから!お願いします神様!」 「きみも神でしょうが。…あのさ、別に意地悪で言ってるわけじゃないからね? 研修って言ってもほんの1年くらいだし」 「やだーーー!!」 純白のローブを纏った細身の女性が、耳を塞ぎながらじたばたともがいている。 彼女こそがこの空間の主、『転生を司る女神』である。 それを苦笑しながら見つめるのは、彼女の上司である『秩序を司る神』。 その身には女神のものより明らかに上等なローブを纏っている。 彼は子供のように駄々をこねる女神に辛抱強く付き合い、もうかれこれ5時間ほど説得を続けていた。 「まあそう身構えずにさ、軽い旅行気分で行ってきなよ。色々得るものもあるって」 「旅行!? 旅行気分で行けるわけないじゃないですか! 下界ですよ、下界!下々の世界と書いて下界!!」 女神は声を荒げて異議を唱えるが、『秩序を司る神』はまるで諦める様子を見せない。 「ほら、そういう変な偏見とかさ。そういうのが結構、仕事に影響するもんだよ。これを機に多少免疫つけた方がいいと思うなぁ」 「し、仕事は真面目にやってます!もう500年も転生を司ってるんですからね!」 「でもきみ、異世界救えたことないじゃない」 「うぐぉっ…!」 正論という暴力が、女神のみぞおちに突き刺さる。 確かに自分が転生させる人間は全然異世界を救ってくれないばかりか、たまに異世界を滅ぼす側にまわったりもするが、なんでそんなひどいこと平気で言えるんだろう。心とか無いんだろうか。 「いやまあ、結局はその世界に住む人々の問題だからさ。全部きみの責任なんて思ってないけど…一回くらいは成功させないと。 上になにか聞かれたとき、僕も庇いきれないかもしれないよ」 ひゅっ、と声にならない悲鳴が喉から漏れ出た。 『秩序を司る神』はこう見えて天界でも指折りの実力者であり、それに相応しい地位についている。 その彼が明確に「上」と表す存在など、これはもうほとんど『最高神』を名指しにしているに等しい。 「わ、私、神様辞めさせられたりとか…? もっ、もしかして天界から追放…!?」 「へ?いや、流石にそんなことは…」 精々直接呼び出されて説教されるくらいじゃないかなぁ。 そう答えようとした『秩序を司る神』は、縮み上がった女神を見て不意に閃いた。 (これ、もしかしてチャンスじゃない?) 「うん、まあ、分からないけどね。うん。前例は無いけど、万が一ってことはあるからね。何事にも。 そうなる前にさ、本気で考えてみてくれないかな。…例の、下界研修について」 下界研修。それは古くから存在する、神々の試練の一種である。 決められた期間を下界で過ごし、実際の体験を持って己が管理する世界を知覚する。 天界の神々がともすれば自らと切り離して捉えがちな下界とそこに住まう人々について、改めて考えさせるのが目的の試練なのだ。 「ぬ、ぬぬぬぅ…っ!」 前髪で隠れた女神の瞳に、本気の葛藤が宿る。 追放はされたくない。でも下界は臭くて汚そうなので行きたくない。 ていうか、転生の間から出たくない。あと5000年くらいここにいたい。 理想と現実の狭間で揺れ動く彼女の瞳をまっすぐ見据えて、『秩序を司る神』が畳み掛けてくる。 「大丈夫だって。僕もたまに下界行くんだけど、中々愉快なとこだよあっちは。 運良く異世界救ってくれそうな人材が見つかれば万々歳だし、そうじゃなくても何かを変えるきっかけにはなると思う。 ね、どうか決心してくれないかな」 そう言って少し申し訳なさそうにこちらを見つめる上司の顔を、直視したらもう終わりだ。 実際のところ、女神にも分かっている。もはや自分の負けは目前だと。 普段から割と…いや相当自分を甘やかしてくれている『秩序を司る神』が、今回は全然折れてくれない。ていうか転生の間から帰ってくれない。 これは多分、マジで断れないやつなんだ。 500年間頑張って引きこもってきたけど、遂に日の光の下に晒されるときが来てしまったんだ。 でもいやだ。下界怖い。天界にずっといたい。でも最高神も怖い。 でも…でも… 「…どうかな」 「…………………………下界、行きます」 『転生を司る女神』。 若干引きこもり体質だが、基本的には真面目な気質で善なる神。 常に前髪で目元が隠れ、どこを見てるのかよく分からない。 …そんな彼女は、いつも前髪の奥の瞳をまっすぐ見つめてくる上司に、嫌われるのも怖かった。 ☆ ──半年後! 「す、すごいっ…これ、すごい美味しい…!」 全国的に有名なとあるラーメン屋に、感激と共に箸を進める細身の女性が一人! 見る者に微笑ましい印象を与えるほど屈託の無い笑顔で、勢い良く麺をすすっていく! そんな彼女に、隣から声がかけられた。 「あの、これよかったら使ってください」 「へっ!?あ、どうもすいません!」 慌てて声のする方を見れば、隣に座る女性客が微笑みながらヘアピンを差し出している。 恐らく自分が麺をすする度に邪魔な前髪を手で払っていたのを見て、親切心を働かせてくれたのだ。 お礼を言うと共にさっそく前髪を留めながら、彼女は思う。 (ごはんは美味しいし、親切な人がたくさんいる…。下界って…下界って…) 溢れる想いに身を任せ、目に涙さえ浮かべながら麺をすする! 時折絡まるもやしも美味!チャーシューも味がよく染みている! (下界って!下界って!) 遂にはスープの最後の一滴まで胃に流し込み、静かに丼を置いて口を開いた。 「下界って…最高~~~!!」 『転生を司る女神』。 若干引きこもり体質だが、基本的には真面目な気質で善なる神。 常に前髪で目元が隠れ、どこを見てるのかよく分からない。 最近は…下界研修、エンジョイ中!! |参加キャラクター|
https://w.atwiki.jp/sakura3065/pages/24.html
https://w.atwiki.jp/sakura3065/pages/64.html
HPお引越しw -- ぴー 2009-06-12 18 09 51 ちとわけあってこの向日葵HPお引越しします^^; わけはNEW HPのTOPに書いてありますがw まだ未完成だけどこれからNEWの方を使ってください^^ URLは http //game.p-wiki.jp/apple777/index.php?FrontPage ですw ログインIDとPASSはメールしますw 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sakura3065/pages/54.html
https://w.atwiki.jp/sakura3065/pages/6.html
https://w.atwiki.jp/dngsspb/pages/12.html
レギュレーション このページでは今回のキャンペーンのレギュレーションについて説明します。 キャンペーンを把握する上での簡単な説明を記載しています。 詳細な説明はメニューのゲームシステムの欄からそれぞれのページを御覧ください。 参加人数について 当キャンペーンの参加者数は、予め指定された10名です。 これに該当しない皆さんは読者としてご参加ください。 詳しくは、参加方法・ゲームの流れ・キャラクター作成方法をチェック! マッチング方式について 当キャンペーンは、チーム戦で進行します。 10名の参加者が5対5に分かれ、タイマン戦3つとタッグ戦1つの計4戦で勝敗を争います。 より多くの勝ち星をあげたチームの勝利です。 勝利数が同じだった場合、それぞれ代表者を立てて戦う延長戦で決着をつけます。 詳しくは、マッチングをチェック! SS投稿スケジュール 当キャンペーンの執筆期間は、各試合一週間程度を基準に設定されています。 詳しくはトップページ等のスケジュールをご確認ください。 記載されている時間が締め切り時間です。この時間に間に合うようにSSを投稿してください。 遅刻した場合自動的に敗北となり、SSを提出してもwiki上での公開・投票受付は行いません。 くれぐれもご注意ください。 詳しくはSS作成・投稿方法をチェック! 投票方法について 当キャンペーンでは、各試合ごとに行う「本戦投票」と、全試合の中から優秀なSSを決める「ベストSS投票」の2種類の投票があります。 また、それぞれの投票には任意でコメントを付けることもできます。 本戦投票 マッチングされた各試合のSSを読み、「どちらがより面白かったか」を判定し、投票していただきます。 読者の皆さんは試合ごとに1ポイントの票を持ち、これを支持する方のSSに投じます。 投票の基準は、読者の皆さんのお好きなように判断していただいて構いません。 ただし、以下の点にご注意ください。 作者参加されている方は、全ての試合に投票をご遠慮ください。 多重投票はご遠慮ください。 設定された投票締切時間を過ぎた投票は無効票として扱われます。 ベストSS投票 公開された全試合SSの中から「最も面白かったSS」を判定し、投票していただきます。 専用の投票フォームから、最も面白かったと思うSSひとつを選択し、投票を行ってください。 ただし、以下の点にご注意ください。 作者参加されている方は、投票をご遠慮ください。 多重投票はご遠慮ください。 設定された投票締切時間を過ぎた投票は無効票として扱われます。 詳しくは本戦投票をチェック!
https://w.atwiki.jp/dngsspb/pages/26.html
転生を司る女神 ■キャラクター名:転生を司る女神(てんせいをつかさどるめがみ) ■性別:女性 キャラクター設定 転生の間から下界を見守り、適正のある人間を選別して異世界に転生させるのが仕事の女神。500歳。 神なので、固有の名前とかそういうのは無いです。分かったね。 若干引きこもり体質だが、基本的には真面目な気質で善なる神。 常に前髪で目元が隠れ、どこを見てるのかよく分からない。 平和な天界で過ごす何気ない日常を愛しており、このままいつまでも続けばいいなと思っている。 特殊能力『生あるとは死あること』 人間を絶命させるには十分すぎるほどの威力の雷を落とす。命中率が低い。 当たって死ねば『転生を司る女神』が待つ転生の間に飛ばされ、転生して異世界を救ってほしいとか言われる。 プロローグSS 転生を司る女神 プロローグSS |参加キャラクター|
https://w.atwiki.jp/sakura3065/pages/25.html
https://w.atwiki.jp/sakura3065/pages/38.html
https://w.atwiki.jp/dngsspb/pages/17.html
マッチング このページでは、マッチングについて記載します。 今回のキャンペーンでは、各チームで相談し、どの戦場をどのプレイヤーが担当するかを決めた上、キャラクターを作成します。 戦場の中には特殊なルールが設定されているものもあるので、よく読んで決めましょう。 戦場A ルール:5000字戦この戦場では、5,000字の字数制限があります。 字数制限を超過した分については、投稿されても本wikiには掲載されません。 基本的に、Wikiに実際に表示される文章をこちらの文字数カウントサービスで計測します。 http //www.nummoji.kenjisugimoto.com/「空白をカウントしない」にチェックを付けた状態で表示される文字数を数えます。 上記サービスの動作と、以下の記述が矛盾している場合は後者が優先されます。ご指摘ください。 改行、半角スペース、全角スペースは文字数に含めません。 最終的なWiki上の表示内容をカウントするため、Wiki構文用の記号は文字数に含めません。文字に着色したりサイズを変えたりしても一文字は一文字です。字数を確認したい執筆者の方は、練習用ページ(SSページ)でプレビュー表示した結果を計測するのが確実です。 振り仮名についても字数としてカウントします。『紅玉(ルビー)』は5文字としてカウントします。 リンクが張られていた場合は、リンク先を示す文字列は文字数に含まれず、実際に表示される文字だけをカウントします。 『●●●vs▲▲▲対戦SS:終わり。勝者:●●●』のようなSS終了演出は文字数に含めます。 動画、音声、画像、外部リンクを多用して字数制限以上の文章を読ませようとする行為はご遠慮ください。村八分にします。 戦場B ルール:プレイヤー指定(イカ)この戦場では、イカチームから参加するプレイヤーを先に公開します。 タコチームは参加プレイヤーが判明している状態で、対戦するプレイヤーの決定・キャラクター作成を行います。例:イカチームのプレイヤー「サンプル太郎」を戦場Bに指定(公開情報) タコチームは相談の結果、プレイヤー「サンプル花子」が対戦することに決定(非公開情報) それぞれのプレイヤーはキャラクターを作成し、投稿 戦場C ルール:プレイヤー指定(タコ)この戦場では、タコチームから参加するプレイヤーを先に公開します。 イカチームは参加プレイヤーが判明している状態で、対戦するプレイヤーの決定・キャラクター作成を行います。例:タコチームのプレイヤー「サンプル太郎ベッチュー」を戦場Cに指定(公開情報) イカチームは相談の結果、プレイヤー「サンプル花子ベッチュー」が対戦することに決定(非公開情報) それぞれのプレイヤーはキャラクターを作成し、投稿 戦場D ルール:タッグ戦この戦場では、2人のプレイヤーが共同で1キャラを作成し、SSを執筆します。 仲良くしてね。 延長戦 ルール:無制限この戦場では、特に制限はありません。 戦場A~Dまでの試合が2勝2敗だった場合にのみ、各チームから代表者1名を選出して実施されます。